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Image wall _ 飾るアートで自分らしさの演出を作る
イメージウォールは、文字のごとく「創造する壁」と言う意味で、
自分らしさの壁をアレンジする事。
普段の部屋に「自分の為に飾るアート」で毎日を楽しく、
素敵に過ごすためのひとつの演出でもあります。
今回はそのアレンジの仕方を三つの手法を使って、ご紹介します。
◎ 最初は_チームを1列に並べる手法です。
真ん中の点線を軸に形状や大きさが違う写真やアートを1列に並べます。
この手法は、玄関や廊下などの片面の面積の少ない場所に適しています。
◎ 次は_上と下のラインにある線を中心に調整しながら、並べる。
この手法は、リビングなど広い面積の場所が適しています。
◎ 最後は四角の点線の部分に集中して飾る。
この手法は、寝室やダイニングなどが適しています。
この三つの手法を使うにあたり、飾るものをバランス良く配置するには
大事なポイントがあります。それがこの三つ。
- テーマを決める。
- 額の色などは同じ色か又は似たような色にあわせる。
- 写真やアートの飾る位置を自分の目線にあわせていく。家具などがある場合は、座った位置から見るのか、立った状態でみるのか、その位置を確かめるのも必要です。
もうすぐ、クリスマスの季節。この手法でクリスマスのテーマで飾ってみるのもお勧めです。
Collage note & Presentation note
コラージュとはフランス語で「貼る」という意味で、現代絵画の技法のひとつです。素材である(写真や拾って来た種や花、又は日用品にあるカラーゴムや紐などの様々な物)を自由に紙に貼っていき、ひとつの絵を仕上げていく。
今回は、この「コラージュ」技法を使ったノート作りをご紹介します。
実は建築やインテリア計画の中で提案をする場合に
使われるプレゼンボード(プレゼンテーションボード)について先にお話をすると、
クライアント(お客様)とのヒアリングの後に、その要望を実際に共有できているかを確かめる為に、
このプレゼンはとても大切なコミュニケーションになります。
例えば、緑という文字情報だけでは、日本伝統色にちかい緑か、
フランスやイギリスの伝統色に近い緑かで、全く色は違ってきます。
その為に、写真を使って確認しあうのです。日本式の和風の部屋にある襖の色が緑なのか、
フランスの部屋に塗ってある緑の壁の色なのかを再確認します。
計画の最初の段階はお互いのイメージを共有しあう「コミュニケーション」のプレゼンは重要です。
そのプレゼンボードをもっと気軽に作り、
自分自身を知る「面白いノート」がコラージュノート。
コラージュは、絵画技法ですが
今回使うノートに描くものは、自分自身が好きなものを集める事から始ります。
その事で面白い発見ができる。とても楽しい技法をぜひ、いろんなテーマで作ってみてください。
作り方はいたって簡単。好きなものを集めて、雑誌や冊子など切り抜いた写真や文字などを自由に貼っていくだけです。
_コラージュノートの作り方_
どんなテーマで作るのも自由。旅行先で見た風景でも、インテリアで気になる部屋の写真でも。
_こんなテーマで作ってみました_
好きなものを好きな素材を自由に集めて、切り取って、貼っていくと
きっと「小さな変化」として爽快な風と共に、すっきり感が味わえるかもしれません。
それを新たに再確認していくと、普段気づかなかった事が見えて来るかも。
秋の風景の中で、ゆっくりしたお茶の時間を楽しみながら、コラージュノートを自分の手で作ってみてはいかがですか。
アレンジの基本とスケッチ図
インテリアのアレンジについて、お話をする機会が増えて、
わかりやすく伝える為に、新たなスケッチ図を作ってみました。
みじかにある棚を使ったアレンジ法です。
その「アレンジの基本」をわかりやすく、三つに分けています。
<1> arranging Basics 「型」 形を作る
<2> arranging Space 「間」 スペースを作る
手の入る空間を作り、取りやすく、片付けやすくする。
3 arranging Use 「用途」 使用別に分ける
整理しやすい「カゴ」「トレイ」などのアイテムを使う。用途別に分けてみる。
アレンジ法はいくつかありますが、基本をおさえてみじかな場所やスペースで
楽しく飾ってみる事をお勧めします。
哲学カフェ
哲学カフェとは。
哲学者のマルク・ソーテがパリの近郊で1992年に始まったのが初めてとの事で、
日曜日の午後11時に自分の哲学カフェに数人の友人を集めて、2時間ぐらいで哲学討論行っていたとの事。
日本で言えば、山口の萩に始まった吉田松陰の「松下塾」の様な気がします。
そういえば、最近は「自分に投資」をするという意味で、本を読んだり新しい趣味を
取り入れたりしている方も多いと思います。 そこで、この言葉が気になったのです。
「哲学カフェ」
実は、「一生勉強」の言葉が大好きです。
なぜなら、好奇心がたえまなく好きで、なぜ?と思うと
本を読んだり、作ってみたり、実際に見に行ったりするのです。
そして、今回2ヶ月程オーストラリアに滞在して、本当に面白い程の経験と知識を得ました。
留学でもなく、旅行でもない、全く違う海外の暮らしを体験したので、かなり面白かったのです。
「百聞は一見にしかず」まさにその言葉通りです。
この面白い事を経験すると誰かに話したくなるなと思ったのは発端。
それが「哲学カフェ」につながるなと思ったのです。
新しい事を学ぶのは、ほんとに面白い。それによって、新しいものが見えてくる。
そして、あらたな行動を起こす起爆剤かなと。
哲学と言うと少し堅苦しく感じるかもしれませんが、辞書で調べると
「世界・人生の根本原理を追求する学問」
古代ギリシアでは、「学問一般」を表すと書いてあります。
その哲学をもう少し、わかりやすく考えると自分の持つ「知識」を選択という行動で
新たな「経験」を手にいれる。そこから、また新たな知識を増やして行く。
考えてみると、世界中の人々は毎日、毎日、選択という判断を毎回、毎回行っていますよね。
自分自身も、もちろんの事。この選択を行うにあたり、
知識や経験をフル活用しているのが日常だと思います。
無意識に選択しているものも、知識が習慣化しているものかと。
以前、NHKで放映されたコロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授が行っていた講義
「選択の科学」がそれをすごく物語っています。
その判断が正しいのか、間違いなのかは、その時々で方向転換しながら、日々
より良い人生を生きる知恵を学んで行っているのだと。
新たな行動をするときは
できないとか、無理だと思う事は、多々ありますよね。
でも、行動を起こすと案外いけたりする事もたくさんあるのです。
今回の海外滞在も、まさしくそんな感じでした。
美味しい料理を作る様に、海外滞在のスケジュールをレシピに見立て
思いっきり、楽しくスケジュールを作りました。
そして、有り余る程の知識と経験を得たのですから、かなり幸せです。
その幸せのおすそ分けを今回伝えたいなと思い、ひらめいたのです。
カフェという公開討論会みたいな場所で、
自分以外の誰かが得た知識や表現などを聞いたり見たりして、次の行動を起こすきっかけになる場所。
それが「哲学カフェ」を作ってみたいなと思ったのが今回のお話です。
最初は「トークイベント」から始めました。2014年12月に考えてから2015年2月に開催。
こういう勉強会を不定期にやっていこうと思っています。
「哲学カフェ」は、誰にもできる勉強会。
また、新たなディスカッションが始まるのを期待しながら、次の旅へと夢をふくらます今日この頃です。
今日の一言
ウォルト・ディズニー Walt Disney
The way to get started is to quit talking and begin doing.
何かに取りかかるには、話すのをやめてやり始めることである。
Interior wild flower arrangement _野花を使った遊び_
Interior wild flower arrangement _野花を使った遊び_
お花屋で買ったアレンジメントも楽しいですが、
野原の片隅に小さく咲いている花を使ったアレンジメントもとっても手軽で楽しい花遊びができます。
今回はそんなお話。
最初はこんな風に摘んだ花を並べて、どの花を主役にするかを考えます。
春から初夏へと移るこの季節はとても多くの花が野に咲いています。都心でも公園にいくと
みかける花達です。
中央にあるシロツメクサは、あの三つ葉のクローバーです。白い花を咲かせて、子どもの頃に花冠を作ったことを思い出して、懐かしい感じがします。
黄色の小さな花はタンポポ。他の野草も全て、今の季節にはかかせない植物です。
それをどの花を中心に持っていくかを考えながら、作る花束。
これは、片手に1本づつ重ねて、色の配色をみながら束ねたものです。
シロツメクサの白さとボリュームを考えて、あとは黄色とムラサキのバランスをみるだけ。
実際に作った花束を家で飾るには、花瓶をセレクトしてかざります。
今回は白い丸ポットを使う事により、ラウンド型の可愛いアレンジになります。
花瓶がなくても、ガラスのコップや紙コップでもだいじょうぶ。
あまり、生け花の作法は考えずに、すっと器に活けるほうが野の花は活きて来ます。
野に自然に咲いている花ですので、自然に活けるのが一番の生け方と思っています。
応用編になると野の花の咲いていたシルエットに合わせて、器を選んだりしますが
今回は、気軽にできる花遊びです。
風が気持ちの良い季節に、散歩道などで見つけた野の花を
部屋のどこかにそっと飾ってみてはいかがですか。