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2016 / 09 / 09  14:51

Collage note & Presentation note

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コラージュとはフランス語で「貼る」という意味で、現代絵画の技法のひとつです。素材である(写真や拾って来た種や花、又は日用品にあるカラーゴムや紐などの様々な物)を自由に紙に貼っていき、ひとつの絵を仕上げていく。

今回は、この「コラージュ」技法を使ったノート作りをご紹介します。

 

実は建築やインテリア計画の中で提案をする場合に

使われるプレゼンボード(プレゼンテーションボード)について先にお話をすると、

クライアント(お客様)とのヒアリングの後に、その要望を実際に共有できているかを確かめる為に、

このプレゼンはとても大切なコミュニケーションになります。

例えば、緑という文字情報だけでは、日本伝統色にちかい緑か、

フランスやイギリスの伝統色に近い緑かで、全く色は違ってきます。

その為に、写真を使って確認しあうのです。日本式の和風の部屋にある襖の色が緑なのか、

フランスの部屋に塗ってある緑の壁の色なのかを再確認します。

 

計画の最初の段階はお互いのイメージを共有しあう「コミュニケーション」のプレゼンは重要です。

 

そのプレゼンボードをもっと気軽に作り、

自分自身を知る「面白いノート」がコラージュノート。

 

コラージュは、絵画技法ですが

今回使うノートに描くものは、自分自身が好きなものを集める事から始ります。

その事で面白い発見ができる。とても楽しい技法をぜひ、いろんなテーマで作ってみてください。

作り方はいたって簡単。好きなものを集めて、雑誌や冊子など切り抜いた写真や文字などを自由に貼っていくだけです。

 

_コラージュノートの作り方_

 

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どんなテーマで作るのも自由。旅行先で見た風景でも、インテリアで気になる部屋の写真でも。

 

_こんなテーマで作ってみました_

 

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好きなものを好きな素材を自由に集めて、切り取って、貼っていくと

きっと「小さな変化」として爽快な風と共に、すっきり感が味わえるかもしれません。

それを新たに再確認していくと、普段気づかなかった事が見えて来るかも。

 

秋の風景の中で、ゆっくりしたお茶の時間を楽しみながら、コラージュノートを自分の手で作ってみてはいかがですか。

2016 / 07 / 07  14:42

アレンジの基本とスケッチ図

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インテリアのアレンジについて、お話をする機会が増えて、

わかりやすく伝える為に、新たなスケッチ図を作ってみました。

みじかにある棚を使ったアレンジ法です。

 

その「アレンジの基本」をわかりやすく、三つに分けています。

 

 

<1> arranging  Basics     「型」 形を作る

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<2>  arranging Space 「間」  スペースを作る

手の入る空間を作り、取りやすく、片付けやすくする。lafsketch2.png

 

3  arranging   Use       「用途」 使用別に分ける

整理しやすい「カゴ」「トレイ」などのアイテムを使う。用途別に分けてみる。

 

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アレンジ法はいくつかありますが、基本をおさえてみじかな場所やスペースで

楽しく飾ってみる事をお勧めします。

 

 

2015 / 05 / 05  14:29

哲学カフェ

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哲学カフェとは。

哲学者のマルク・ソーテがパリの近郊で1992年に始まったのが初めてとの事で、
日曜日の午後11時に自分の哲学カフェに数人の友人を集めて、2時間ぐらいで哲学討論行っていたとの事。

日本で言えば、山口の萩に始まった吉田松陰の「松下塾」の様な気がします。

そういえば、最近は「自分に投資」をするという意味で、本を読んだり新しい趣味を
取り入れたりしている方も多いと思います。 そこで、この言葉が気になったのです。

「哲学カフェ」

 

実は、「一生勉強」の言葉が大好きです。
なぜなら、好奇心がたえまなく好きで、なぜ?と思うと
本を読んだり、作ってみたり、実際に見に行ったりするのです。

そして、今回2ヶ月程オーストラリアに滞在して、本当に面白い程の経験と知識を得ました。

留学でもなく、旅行でもない、全く違う海外の暮らしを体験したので、かなり面白かったのです。

「百聞は一見にしかず」まさにその言葉通りです。

この面白い事を経験すると誰かに話したくなるなと思ったのは発端。
それが「哲学カフェ」につながるなと思ったのです。

新しい事を学ぶのは、ほんとに面白い。それによって、新しいものが見えてくる。

そして、あらたな行動を起こす起爆剤かなと。

 

哲学と言うと少し堅苦しく感じるかもしれませんが、辞書で調べると

「世界・人生の根本原理を追求する学問」

古代ギリシアでは、「学問一般」を表すと書いてあります。

 

その哲学をもう少し、わかりやすく考えると自分の持つ「知識」を選択という行動で
新たな「経験」を手にいれる。そこから、また新たな知識を増やして行く。

考えてみると、世界中の人々は毎日、毎日、選択という判断を毎回、毎回行っていますよね。

自分自身も、もちろんの事。この選択を行うにあたり、

知識や経験をフル活用しているのが日常だと思います。

無意識に選択しているものも、知識が習慣化しているものかと。

 

以前、NHKで放映されたコロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授が行っていた講義
「選択の科学」がそれをすごく物語っています。

その判断が正しいのか、間違いなのかは、その時々で方向転換しながら、日々

より良い人生を生きる知恵を学んで行っているのだと。

 

新たな行動をするときは
できないとか、無理だと思う事は、多々ありますよね。
でも、行動を起こすと案外いけたりする事もたくさんあるのです。

今回の海外滞在も、まさしくそんな感じでした。
美味しい料理を作る様に、海外滞在のスケジュールをレシピに見立て
思いっきり、楽しくスケジュールを作りました。

そして、有り余る程の知識と経験を得たのですから、かなり幸せです。
その幸せのおすそ分けを今回伝えたいなと思い、ひらめいたのです。

カフェという公開討論会みたいな場所で、
自分以外の誰かが得た知識や表現などを聞いたり見たりして、次の行動を起こすきっかけになる場所。

それが「哲学カフェ」を作ってみたいなと思ったのが今回のお話です。

最初は「トークイベント」から始めました。201412月に考えてから2015年2月に開催。

こういう勉強会を不定期にやっていこうと思っています。

「哲学カフェ」は、誰にもできる勉強会。
また、新たなディスカッションが始まるのを期待しながら、次の旅へと夢をふくらます今日この頃です。

今日の一言

ウォルト・ディズニー Walt Disney

The way to get started is to quit talking and begin doing.

 

何かに取りかかるには、話すのをやめてやり始めることである。

2015 / 04 / 10  02:49

Interior wild flower arrangement _野花を使った遊び_

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Interior wild flower arrangement _野花を使った遊び_

お花屋で買ったアレンジメントも楽しいですが、

野原の片隅に小さく咲いている花を使ったアレンジメントもとっても手軽で楽しい花遊びができます。

今回はそんなお話。

最初はこんな風に摘んだ花を並べて、どの花を主役にするかを考えます。

春から初夏へと移るこの季節はとても多くの花が野に咲いています。都心でも公園にいくと

みかける花達です。

 

 

中央にあるシロツメクサは、あの三つ葉のクローバーです。白い花を咲かせて、子どもの頃に花冠を作ったことを思い出して、懐かしい感じがします。

黄色の小さな花はタンポポ。他の野草も全て、今の季節にはかかせない植物です。

それをどの花を中心に持っていくかを考えながら、作る花束。

 

これは、片手に1本づつ重ねて、色の配色をみながら束ねたものです。

 

 

シロツメクサの白さとボリュームを考えて、あとは黄色とムラサキのバランスをみるだけ。

 

 

実際に作った花束を家で飾るには、花瓶をセレクトしてかざります。

今回は白い丸ポットを使う事により、ラウンド型の可愛いアレンジになります。

 

 

花瓶がなくても、ガラスのコップや紙コップでもだいじょうぶ。

あまり、生け花の作法は考えずに、すっと器に活けるほうが野の花は活きて来ます。

野に自然に咲いている花ですので、自然に活けるのが一番の生け方と思っています。

 

 

応用編になると野の花の咲いていたシルエットに合わせて、器を選んだりしますが

今回は、気軽にできる花遊びです。

風が気持ちの良い季節に、散歩道などで見つけた野の花を

部屋のどこかにそっと飾ってみてはいかがですか。

  

 

 

2015 / 02 / 01  02:48

キーワードは三つ「働き方・海外暮らし・世界とお金」

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トークセッション

「働き方・海外暮らし・世界とお金」

日時:2015211日(祝) <終了しました>

15:0017:00 トークセッション

17:0018:30 交流会

参加費:無料

(交流会は500円ドリンク付)

参加方法:予約不要

 

 

働き方や海外暮らしは、最近あらゆるイベントやワークショップで取り上げられているテーマです。

しかし、コンセプチュアルな話が多く、「実際に行ってどういう生活をしているの?」「1日のスケジュールは?」「お金はいくらかかるの?」といった現実的な話は、あまり聞かないのではないでしょうか。

今回は、子ども2人を育てあげた後でオーストラリアに2ヶ月滞在してきたインテリアデザイナーの高橋美穂子と、福岡とニューヨークの2拠点生活を5年以上続けているフリーランスの翻訳者/ライターの的野裕子が、海外でのリアルな暮らしや働きぶりをお話します。

また、海外暮らしすると、円安や円高といった為替の値動きも生活に直接関わってきます。自分は日本だけで生活しているから関係ないと思う人もいるかもしれませんが、これからの時代は日本円だけでお金を持っていると財産が減ることになりかねません。

「ルールも知らないのにゲームに参加させられていた」なんてことになる前に、この機会に投資や為替について勉強してみませんか?

「日本一わかりやすい長期投資に関するブログ」の著者である野村正志が、お金初心者にも分かりやすく世界とお金の関係を解説します。

「働き方」「海外暮らし」「世界とお金」どれか1つのキーワードだけでもピンときた人は、ぜひともお気軽に参加してみてください。

 

 

▽スピーカー

 

高橋美穂子(Mihoko Takahashi

ASutDesign 主宰 / LAFSKETCH建築事務所 代表。設計事務所を経て、1995年に独立。現在は、建築デザインの他に企業とプロジェクトを組んで、新規事業のディレクションや商品企画開発等を手掛ける。2007年より「伝える」をテーマにデザインイベント等の企画にて、幅広く活動。

 

的野裕子(Yuko Matono

10年間あらゆる立場からWEBサイトの仕事に関わった後、2008年に独立。現在はオンラインメディア中心のライターと翻訳者。「ライフハッカー [日本版]」「ギズモード・ジャパン」「グリーンズ」などで執筆。2010年より、年の半分は福岡、残りの半分はニューヨークの2拠点生活を継続中。

 

野村正志(Masashi Nomura

 

20年以上投資をするうちに身をもって経験したことや、学んだ様々な投資に関するノウハウをブログに書き綴っている。日本一わかりやすい長期投資に関するブログを目指して執筆中。今後、ブログに基づいた投資教室を開催予定。

 

ー 当日の会場 ー

 

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